『時計仕掛けのマイニチ』
内田 大介です。
毎日は精密な時計にように、正確に動いている。
8：00に玄関をでる。
左を見ると、隣の奥様が子供の送迎から
帰ってきて『おはようございます！』
次に、息子の友達がどこからともなく突然現れ、『今来るからね！待ってて』と私。
車に乗り込むと、目の前を半ズボンでグリーンのロードバイクの長髪男性が通り過ぎる。
いつもぶつかりそうになるが、何とかかわす。
寒くないのかな・・・。
踏切前の交差点を右に曲がると、正面から息子のバスケ部の後輩がこちらへ向かってくる。
たまに窓を開けて『おはよう！』
いつも無視される。
そこから約100メートル進むと、正面から自転車で金髪の初老の女性。
まぶしい。ピンクと白がお好きなようだ。
次に診療所へ入っていく徒歩の女性。
看護師さんだと思うが、たまに診療所よりもかなり遠いところでも見かける。
近所に駅もなく、一体どこから歩いていきているのか、不思議でたまらない。
そして、大きなトランクを毎日運ぶ、アイシャドウが個性的な細身の女性。
大きなトランクには何が入っていて、一体どこへいくのだろう？
この辺で、信号まち。野良ネコが5匹くらい路上をウロウロ。
轢かれそうで轢かれない絶妙な動き。
また交差点。右折で紺のフォルスクワーゲン、トゥアレグがやってきて
いつも私の目の前へ入る。いつも私は彼女の後ろを走っている。前へ出たことは1回だけ。
ここから会社まで全く同じルート。いつも一緒。
会社の駐車場へ着くと、白アクア乗りの咥えタバコの女性。
猛スピードでタイヤをキュルキュル鳴らしながら私の前を
通り過ぎ、キュルキュルバック一発でキュルキュル車庫入れ。
キュルキュル、スゲー。と毎日思う。
仕事が終わり、家に帰る。
明日もいつもの通勤タイムが始まる。
明日もフルメンバーはそろっているだろうか？
たまには違う時間、違う道で出勤してみようか。
毎日新しい何かが起きる、変化に富んだ刺激的な仕事で
心から幸せだと思う。
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