クロ
池田です。
昨年のいつ頃からかははっきりしないのですが、実家に黒猫が来るようになりました。
何をするでもなく庭に面した縁側に座っているとのこと。
首輪はしていなく飼い猫なのか野良なのかも定かではなく、こちらに近寄ってくる様子は
ないと家族から聞いていました。
それから数か月が過ぎたある日、姉にその猫のことを聞いてみると、「お母さんクロに
にぼしやっているよ」との回答。いつの間にか名無しの黒猫にクロという名前がつき、
母のエプロン(田舎の女性は常に身に着けている必須アイテム)のポケットにはいつクロが
来てもいいようににぼしが常備されているとのこと。
さらに数か月が過ぎ、この前のGW帰省したときにはクロはにぼしのみならず、我が実家で
3食きっちり食べ、縁側ではなく玄関近くの木の下でくつろいでいるご様子。
息子は自分のおこづかいでクロにおやつをたくさん買ってあげ、私はクロが他の猫とケンカ
しそうになっているのを止めるために猫の唸り声をマネして参戦しクロを助けようとする始末。
そう、今や全員クロの虜。
おそるべしクロ。
余談ですが、GW実家に滞在中、庭でバーベキューをしているときにクロは木に登るという芸
まで披露してくれたのですが、木から降りてきたクロの顔が完全にドヤ顔。
魅惑の黒猫クロ。
どこから来てどこへ帰っていくのかも分からないクロ。
母に威嚇して怒られるクロ。
庭木にマーキングして帰っていくクロ。
いつのまにかみんなの心にすみついたクロ。
何歳かもわからないクロ。
元気でいっぱいごはんを食べる姿をこれからもみせてねクロ。
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