世界一美味しくない飴
山田です。
みなさん、世界一美味しくない飴というものをご存じですか?
ギネスに認定されているといったわけではないそうですが、
好き嫌いがはっきりと分かれるであろう味わいの海外の飴があります。
それがこれです。
フィンランドの伝統的な飴である「サルミアッキ」!
先日、友人がめでたく結婚をし(ほんとにおめでたい!)、
新婚旅行にフィンランドに行ってきたとのことでそのお土産としていただきました。
もともと、非常に変な味がする飴の存在は噂で聞いておりましたが
ついに対峙の時がやってきたと言わんばかりに意気込んでサルミアッキを口にしてみました。
・・・あ、これはだめだ。やばい。
ソフトキャンディよりは少し硬さがあるのですが、
まず初めになんとも言えない苦みが口の中をなでるように広がっていきます。
その濃さは咀嚼をする度増していき、例えるならうがい薬を濃縮したかのよう。
すると、だんだんと爽やかな味わいが表れてくるのですが、
その苦みと爽やかさのアンマッチ具合がまた絶妙に美味しくないんです。
しかもその固さが仇となり何度噛んでも口の中に居座り続けます。もはや罰ゲームです。
一緒にサルミアッキを食べた相方は「これだめだ!」と叫んですぐに吐き出していましたが、
これ一応私へのお土産だし、最後まで食べたらもしかして新たな境地を開けるかもと思って一粒をなんとか食べきったものの
もちろん新たな境地など待っているわけがなく
私のもとに残ったのは口内の圧倒的不快感と虚無感、そしてまだ50粒以上残っているサルミアッキの箱だけでした・・・
というように酷評してしまったサルミアッキですが、
実は現地フィンランドではかなりポピュラーなお菓子のようで
そのままはもちろんカクテルなどに混ぜて飲むといった様々な食べ方があるようです。
人によってはやみつきになっちゃうようで、一口目から美味しいと感じる人や
二粒、三粒と食べ進めていくうちにいつの間にかハマっちゃう人もいるそうな。
とはいえ私はもう全く食指が動かないので、
今度、会社に持っていってみんなに消費してもらおうかな、なんてテロじみたことを考えてます(笑)
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