卒業式
芳賀です。
３月１日
前の晩から大荒れの朝、横殴りの大雨の中
息子の卒業式に出席しました。
式の最中も、時折体育館の屋根を激しくたたく
雨と風の音が続いていました。
息子は工業高校だったので、
ほとんどは男子生徒、そして多くは卒業後は就職です。
就職先は、県内ばかりではなく県外、
なかには首都圏になる生徒もいるようで、
まもなく慣れ親しんだ、仙台、親元を離れるのです。
答辞を読んだ代表生徒は途中声を詰まらせる場面もあり、
また、教室に戻ったあと各々に卒業証書が手渡され、
一人ずつ親への感謝の言葉を伝える時にも、
やはり、涙ぐみ感極まる生徒の姿がありました。
「初任給が出たらご馳走します」
「２０歳になったら乾杯しましょう」
「まだ弟（妹）がいるのでお願いします」
「大好きです」（笑）
など、今までの１８年への感謝とねぎらいの言葉は
それぞれに心に響く言葉でした。
我が息子は
多くの就職組に反し数少ない進学組、専門学校生になります。
ずいぶん前からやりたいことがあり、進路を決めていた息子からは
「まだまだ面倒を掛けますが、未来へ投資と思ってこれからもお願いします。」
というものでした。
親が出来ることはだんだんと少なくなっていきますが、
高校の先生が良く話してくれていた
「社会できちんと自立できる力をつけること」
という言葉を実践できるように
もう少し、支えなくてはいけません。
卒業式の帰り道、朝と打って変わって青空が広がり、
この３年同じクラス、子供が赤ちゃんの頃から小学校と
ともに過ごしてきたママ友と、他の幼馴染たちの進路を話しつつ、
温かい気持ちで帰ってきたのでした。
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